親子の会話
先日の朝のことである。
我が家では、朝テレビでルパン三世を見て、先に上の子を小学校へ送り出した後、嫁と下の子がmoco'sキッチンを見る。
moco'sキッチンというのは、男前の速水もこみち君が朝からオシャレな料理を手際よく作って、ローションプレイか!と突っ込みたくなるぐらいオリーブオイルをぶっかけるという、朝から暇なオバサン達がクギズケになりそうな番組である。
いつもなら私も一緒に見ているのであるが、その日は逆まつげ毛が痛くて、私は一人、洗面所でまつげを抜いていた。
嫁と下の子は2人でいつもどおりmoco'sキッチンを見ている。
すると・・・。
『ママ、パパデブいからもこみち君と住みたいなぁ』
『なんてこと言うねん、ワシが買った家やぞ!』(心の声)
私は心で呟きながらまつ毛を抜いていた。
子供たちは時々パパをいじめるような事を言うので、そんな時はいつも嫁さんは
『パパがお仕事頑張ってくれてるからこの家にも住めるし、美味しいご飯も食べれるねんで』
と言って子供に教える。
私は『そうだそうだ、素晴らしい教育だ』と思いながら横で黙っている。
それが、いつもの事である。
しかし、その日は黙ってまつ毛を抜きながら聞いていると・・・。
嫁が、
『せやなぁ、ママももこみち君と一緒に住んだら毎日楽しいやろうなぁ』
Σ(゚Д゚)
『オイオイ、ちょっと待たれよーーーっ!』(心の声)
『ママまでそんな事いうのかい!』(心の声)
『やっぱり、男前がかかると教育のことはそっちのけかい!』(心の声)
『お前らワシに家の借金抱えさせて家だけ置いて出て行けと言うのか!』(心の声)
『そもそも、ワシが出て行っても、もこみち君がこの家に来るわけ無いやろ!』(心の声)
『それとも何かい?ワシのもこみち君が気にいらんのかい!』(心の声)
『確かにワシのもこみち君はおそまつ君かもしれん、しかしそんな事100歩譲ってママには関係あっても、5歳のお前に何の関係があるんじゃい!』(心の声)
と・・・ちょっと話がズレましたが、私の聞こえないところでこんな話が繰り広げられていることを初めて知ったのでした。
我が家は子供は2人とも女、おまけに嫁さんまで女!
男は私一人だけ、子供たちが大きくなったら・・・・。
ゆくゆくは庭にイナバ物置でも建てて住むことになるんでしょうか。
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